「新種の職業、新種のツール 増加中！！」

世の中のネット時代を反映して生まれたCLO（チーフ・リスニング・オフィサー）。
SNSなどのソーシャルメディアの中を観察、視察し、企業や商品の評判などを
チェックして依頼された企業に対してアドバイスする仕事だそうです。
最近、急激に需要を伸ばしているそうでマーケティング経験者にはいい転職先かも知れません。

ツイッターは1日のツート数が2億、Facebookは1日あたり15億の投稿数、ブログやコメント
の数は1日数十億らしいです。この圧倒的な情報量の中から各企業が自社の評価やコメントに
耳をそばだてる重要性は容易に想像できます。今やネット上の評価しだいで企業はそのブランド
にも傷が付きかねないとてもパワフルなメディアです。

CLOを略語とするものにはクレジットカードを活用したマーケティングツールのCLO
（Card Linked Offer）もありますのでお間違えないように。
こちらはすべての消費者に同じクーポンや特典を提供するのではなく、カード決済情報
という精度の高い購買情報に基づいて、反応確率が高いと思われる消費者だけに特定の
クーポンや特典を提供できるようにするマーケティングツールです。

ますます、個人の非常に細かな利用履歴から購入されそうなものをお勧めする手法は
まさにビックデータ活用のほんの一例でしょうが、なんだか怖い。

最近は企業の問い合わせに電話するとサービス向上の為、この電話は録音させていただきます
というアナウスが流れることがほとんどです。
電話を切った後も、間髪入れずに弊社の電話対応はどうだったかとアンケート電話がくること
まである。ここまでされると、少し疲れます。

デジタルやネットが発達すればする程、個人のプライバシー保護の問題はこれから増々、気になります。

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