SSブログ

「難民ニュースに胸が痛みます」

ここ最近シリアからヨーロッパ、特にドイツを目指す難民のニュースを頻繁に耳にします。
このシリアという国はご存じのように内戦状態がもうここ数年続いています。
シリアの元々の人口は約2200万人でその内1000万人が戦火で家を失い、難民となった方々は
400万人だそうです。そしてその400万人の内、約40%が11歳以下の子供達です。
5歳未満が18%もいます。小さな子供達が多いの特徴です。
それを象徴するかのごとくトルコからギリシャに海を渡ろうとしてボートが転覆、
溺死した子供がトルコの海岸に打ち上げられ世界中が改めて難民問題を意識せずには
いられない状況となりました。定員4人乗りのゴムボートに20人以上が乗船していたそうです。


400万人もの難民の対応はとてもEU諸国だけで解決できる規模ではありません。
まずはシリア内戦を終結させることが急務ですが、これはとても困難な状況と思えます。
何故ならシリアのアサド政権に反発する反体制派以外に例のとんでもない国家樹立を叫ぶISIS
もこの混乱に乗じて参加しており、これに反体制派を支援するアメリカ西側勢力とアサド政権を
支援するロシアが加わりかなり複雑な様相を呈しているからです。
でも世界中が団結して彼ら難民を救済すべきです。南米やアメリカ、オーストラリアも難民
受け入れを表明しました。日本も対岸の火事では済まされない状況と言えます。
今、日本の難民受け入れ人数は申請数5000に対し、難民認定された方はわずか11人とか。
比較にならない程少ないです。

こうした中、とあるエジプトの大富豪がギリシャやイタリアの島を買取り彼ら難民の為にその島を
提供する計画を打ち出したそうです。とても素晴らしい提案だと思います。
インフラも当然整備する計画だそうです。

でも、こんな時こそクラウドファンデングが活用できなのでしょうか?
売却可能な島あるいは土地を世界中の人から賛同を得て購入資金を集め難民の為の安住の地を
提供できないのでしょうか?

土地を提供するだけでは根本的解決にはならないと言う人々もいるでしょうし、
難しいことだと思います。でも、今の状況をなんとかしなといけません。
そんなことをここ最近考えています。


世界中の人々が安心してかつ安全に暮らせること、それすら実現できていないのが現実です。
民主化を勝ち取る為に独裁政権と争うことは理解できますが民族や宗教の違いだけで争わ
なくてはならないなんて、なんて空しいことでしょうか。民族なんて産まれた時点で決定され
自分ではどうすることもできないことです。日本人である私には理解できないことが多いです。
なんとかならないものなんでしょうか?
ISISのテロを始め、ここ数年、今まで自分が感じたことがないくらい急速に世界中がきな臭い
方向にシフトしているようで、そら恐ろしさを感じます。

中東のこうした情勢は日本に居ると中々判りづらいのですが、シリア難民ついて簡潔に説明したよい
動画を見つけましたのでアップしておきます。日本語字幕入りです。






スポンサーリンク











タグ:シリア難民
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。