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「どうなってしまったんだ、今のニッポン」

悲しすぎる! 許せない!! 
もう何度この言葉を今回のニュースを聞いて呟いたことか。
またしても幼児虐待のニュースを耳にして、とてもやり場のない憤りと切なさを感じました。
3歳の幼児の顔に熱湯をかけてヤケドをさせ、更に体中にアザがあって遺体で発見された
という何とも痛ましいニュースは怒りを通り超して無力感に苛まれました。

ニュースが更に詳細を報道すると母親が友人と会食時、この女児はこの友人から離れようとしなかったと言います。きっと3歳でも無意識にこの友人に何かを伝えたかった、助けを求めていたのではないかと推測でき
ます。それだけに、より悲壮感が増します。

目の周りに殴られたであろう青アザや正座をさせられている可愛らしい女児の写真が
ニュースに流れていて再度、驚きました。
こうした自分たちがした虐待を自分自身で写真に残している行為に異常ささえ感じます。
写真に残すということから推測して自分たちには悪いことしたという認識がないのではと疑ってしまいま
す。後に知りましたが、これらの写真は母親の友人が母親の目を盗んでコッソり撮影したそうです。
児童相談所に知らせる為だったようです。もっと早く行動に移していれば救えたかもしれないですね。
無くなる2ケ月前の写真でした。

このような親は自分の子供なら、なにをしてもいいとでも思っているのでしょうか?
子供は立派な人権をもった一人の人間です。
こうゆう虐待をする親は親自身が幼少期、同じように親から暴行を受けていたケースが多いとも聞きます。まさに負のスパイラルです。

この母親はまだ22歳、10代で子供を出産したことになります。そして無職でシングルマザー。
そして内縁の夫の存在。幼児虐待の背景に、このパターンがとても多いように感じます。

今「できちゃった婚」の割合は結婚するカップル全体の25%だそうです。
意外に多いと感じました。
しかも沖縄県はその割合が特に高く42.4%もあります。(2009年)
「できちゃった婚」は年代別では20歳代未満が最も多く全体の80%を占めているそうです。
そしてそのカップルの5年以内に離婚する率は、なんと80%だそうです。

このデータから、なんとなく何故そんなに離婚率が高いかは想像できますね。

10代で子供を産むことを決意した母親に赤の他人は反対はできないですが、望まない子供を産んでしまい
その子供が虐待を受ける確率が高いとしたら絶対、私は反対します。
ほんと子供が可哀想すぎます。

今、中学校では避妊教育とか授業でやっていないのでしょうか?
やってないのなら絶対やるべきです。

日本は先進国の中でもエイズ感染率が増加している珍しい国です。
日本人の潔癖性は一種、異常な程にも関わらず何故、避妊せずに行為に及んでしまうのか
私には理解できないです。

一方、子供が欲しくてもなかなか恵まれず、苦しい不妊治療をされているご夫婦がいらっしゃいます。
世の中なんと非情なことでしょうか。

とにかく幼児虐待のニュースを聞かないで済む日本になってもらいたいと願うばかりです。





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タグ:幼児虐待
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